大好きな天丼

かつどん、牛丼、親子丼など、どんぶりメニューは数あるけれど、何かひとつを選ぶとなったら私は迷わず天丼を選ぶ。もちろん季節や体調などによって変わることはあると思うけれど、年間通して7、8割の確率で天丼だと思う。実際1人暮らしをしていた頃は、天丼専門のファストフード店におひとり様ランチに入ったり、時には夜食べて帰ることもあった。ワンコイン500円程度で揚げたてサクサクの天丼、そのごちそう感は素晴らしく、非常にコストパフォーマンスのよい食べ物だと思う。


天丼の良さは、あのごま油の風味が効いた軽いサクサクの衣と、甘めのタレにある。家で作るとこうはいかない。てんぷらを揚げるためにごま油を使うこともないし、だいたい残り物のてんぷらでしか作らないので、てんぷらはシナシナだ。家で作るシナシナの天丼もそれはそれで美味しいけれど、お店の天丼とは全く違う食べ物だと思う。それはまるでインスタントラーメンとお店のラーメン。どちらも美味しいけど、別種の食べ物なのだ。


タレはあくまで、照りの効いた甘めに限る。揚げたてのてんぷらをタレにさっとくぐらせてごはんに乗せて、さらにちょっとタレをかける。ごはんにもタレとてんぷらの油が染みた感じがいい。お行儀は悪いけれど、てんぷらだけ先に食べてしまったって大丈夫。そのタレの染みたごはんがあれば、それだけで御馳走なのだ。何ならごはんとタレと、天かすだけだっていいかもしれないと思うほど、天丼にとってタレの存在は大きい。最近食べていないけど、すっかり食べたくなってしまった。今日のお昼は持ち帰り天丼にしようかな。

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